続 キャンドル・フェステバル

 朝から大汗かいて生徒たちに浴衣を着せた。
「パレードは何時なの?」生徒に聞くと、8時だと言う。浴衣を着たいと言っていたタイ人の英語教師が来ないので電話したら、今日はパレードに出ないことにしたという。ドタキャンはタイ人の特質なので驚きはしない。
「それで、パレードは何時なの?」と聞くと、午後1時からだという。いまから浴衣を着るのは早すぎるじゃん。
「いったい、何時からなの」と中国語教師のティアに聞くと、副校長の奥さんでもある教師が午前11時と言っていたそうな。どうしてこう、毎度まいど予定時間がてんでばらばらなのだろう。
「わたしゃ、一度部屋に戻るよ」とティアに伝えて、朝のコーヒータイムにする。


 夕方は隣町のクチナライからスコータイ行きの夜行バスに乗る。隣町まで便乗する車も探さなければならない。は〜ぁ、無事に遺跡見学に行けるだろうか。