Sight seeing in Kawong.

 日本語教師仲間がタイの軽井沢と呼んでる(?)カウオンに2日滞在した。
日曜日の朝だけ開かれるローカル市場に案内し、生活用品をウオッチングした。カウオン唯一のちょっとおしゃれなギフトショップで久しぶりにコットンのブラウスを買う。元ソムリエのコウスケさんもコットンのタイ式のジャケットを購入。とてもよく似合う。ここの洋服は生地からの手作りなので生地も仕立てもきちんとしている。いいかげんなタイではめずらしいのでお気に入りのお店だ。
 そのあとは、いつもの道端レストランでガイヤン(焼き鳥)、ソムタム(青いパパイヤの辛いサラダ)、カオニャオ(餅米)を食べる。若者たちは大喜びで「おいしい!」を連発。

 そうなのよ、ここはタイ東北部で一番おいしい焼き鳥の店なのだ。皮がパリッとした、なかはジューシーなあつあつのガイヤンを食べることができる。ガイヤンをちぎってほうばりながら、餅米を手で丸めて食べる。そして、辛いソムタムをつまんでは口に運び、しあわせ〜な気分。デザートは蜜で透明になったレモンイエローのパイナップル。まるで缶詰めのように甘い。
 ちょっとアクシデントに合って泣き出したジュンコちゃんも美味しいガイヤンに笑顔が戻って、ほっ!



 実は道端レストラン前の道路がリメイク中で、タンクローリーがコールタールを撒いていた。2台の自転車に合い乗りをして廻っていた私たちは「これ、危ないよ」と自転車を降りようとしたが、そのとたんに自転車がめるりと滑り、ジュンコちゃんが振り落とされてしまった。かわいいジュンコちゃんはタールまみれになってしまった。
 レストランのおばちゃんが洗剤を持って飛んで来てくれたが、洗っても擦ってもなかなか落ちなくて彼女は泣き出してしまった。
みんなで「だいじょうぶ!怪我してないから」と手や足を洗い、なんとかきれいになってガイヤンを食べることができた。
 ハプンング付きのとんだSight seeingでありましたが、みんな大満足でお帰りになりましたよ。