7summit 出前授業
三角山小学校で出前授業をした。
５年１組と２組の生徒たちにレクチャー・ルームに集まってもらい、七大陸最高峰のスライドを見せながら山の話をした。特大の世界地図を広げて、山と大陸の説明していく。
「世界は広いね〜。世界には七つの大きな大陸があります。その七つの大陸にある一番高い山を、ぜ〜んぶ登りましたよ」というと、目をまん丸くしていた。「では、大陸と山の高さを言ってみましょう！」と社会科の授業のようになった。
子供たちはイモトの「世界の果てまでイッテQ」を観ていて、アフリカ大陸の最高峰、キリマンジャロも南米のアコンコグアも知っている。
「イモトさんはアコンコグアに登れましたか」と訊くと「登れなかったぁ！」と言う。「そうね、がんばったよね」とわたし。「でも、キリマンジャロは登れたよ！」と知っていることが得意そう。
グーグルアースで作った３０分間のスライドを流しながら、荷上げをしているラバやヤクの話、酸素や高所順応の話をした。
かわいい目がみんなこちらを見ている。
高所登山を良く理解していて、「何メートルから酸素を使うの？」とか「エベレストは何日間かかるの？」との質問がでて驚いた。大人でも１週間くらいで登れる、と思っている人が多いからだ。なんとお利口さんな子供たち。
最後にタイ語のあいさつと数字の勉強をした。「はい、ではA,Bチームに分かれてゲームをしましょう」といつもの確認テストを始めた。数回、繰り返しただけなのにすっかり記憶している。英語を勉強している生徒もいたので、英語のカウントも聞いてみた。１３、と３０も間違えないで発音ができて、素晴らしい。
１０歳って、こんなに多くのことを知っているんだ。なんて素敵なんだろう、と新鮮に思った一日でした。
