恵庭岳

 早春の恵庭岳でトレーニング山行をした。
稜線上はまだパウダースノーで風が冷たくて凍傷になりそうだった。
♪春は名のみの風の寒さや〜♪、裾野の松の緑の鮮やかさや木の芽がふくらみが、春が近いことを告げている。
 そう言えば、この「早春賦」歌詞を長いこと間違って歌っていた。「春花の実の、風の寒さや〜」春花の実ってどんな実だろう?食べれるんだろうか?と中学生ころから、ずうっと思っていましたね。

 ひさびさの山でしんどかった。山の相棒はさくさくと登って、すいすいと下っていたが、わたしときたらワカンに雪が団子状に張り付いてまるで高下駄のよう。足を上げるのもままならない。それに足が重たい。そして、ときどきどかっと埋まる。ワカンを履いているので足が引き上げられない。「ん〜、もう!」疲れる。
 もうすぐネパールへ行くのに、こんな調子で大丈夫かな?と少々不安になる。もう1回くらい藻岩山に行かないといけませんね。