来客

 ここ、カンジャナスクールで日本語教師をしていた方たちがはるばると日本からやってきた。
わたしの前に勤めていたミノル先生ご夫妻と、6年前の初代日本語教師、マリ先生だ。
 タイ人の日本語教師のゴティ先生にあきれ果ててここを去ったミノル先生は、想像していたように几帳面で真面目な方だった。なまくらなゴティ先生やいいかげんなチュンポーン先生に憤慨するのも無理はない。まったく水と油で交わることはないでしょうね。
 同じ問題で苦労されたであろうお二人に親近感を覚え、初めて会ったのに、ざくざくと言いたい放題タイ人のいいかげんさを並べてしまいましたね。もっと嬉しいこともいうべきだったと少々反省。
 皆さん、きれいになった教室を喜んでくれて、イベントの度に描いていた絵が良いと言っていただいた。授業も「テンポが良くて飽きさせない授業ですね」と誉められ、脳天気なわたしはありがたく感謝し、これでほっと息をついた。
 あやしい日本語教師のわたしは、試行錯誤の連続で余裕がなく、自分の授業の善し悪しを第三者に見てもらわないとわからない。正直な意見を言っていただくと助かるし、また何よりも嬉しい。


 お昼は道端レストランで特産のジュシーなガイヤン(鶏の丸焼き)をカオニャオ(餅米)食べた。ミノル先生が餅米を器用に指で丸めて食べている。タイ歴は5、6年だとお聞きしたが、わたしもそれくらいで手で食べられるようになるかしら。
 皆さん第二の人生をタイで日本語教師、と決めてやって来た方達で、まだまだこれからも仕事を続けられそうに若い。若さって気持ち次第なのかもね。良い先輩に出会えて嬉しい一日でした。


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