カトマンズ 観光編

 カトマンズに入った翌日に、昨年アンコールワットで出会ったイクちゃんが大阪からやって来た。空港に迎えに行き一緒に市内観光をする。彼女は翌日からポカラへ飛びポカラからチトワン国立公園に移動する。
 旅先で出会った友人と外国で再会することができて嬉しい。こんなことは滅多にないのだ。これも不思議なご縁だと思う。イクちゃんの未来の旅に乾杯だ!





 カトマンズは車とバイクが増え埃と排気ガスで喉が痛い。狭いタメルの通りも人とバイクと車がひしめき合いクラクションの騒音で頭が痛くなる。欧米人のトレッカーが多くどこの国にいるのか分からないくらいだ。その次が中国人と韓国人のグループだ。
 アナは700円の安宿に「見てごらん、この汚さ。想像出来る?」と文句を言い、道路のゴミの山と匂いにも同じことを言う。「ここはネパールよ、発展途上国なんだから、驚くことはない」と答える。そのうち、「見てごらんよこれ、想像出来る?」の、アナの口癖はみんなのお笑い草になってしまった。




 トレッキング中は昼夜同じダルバートを食べていたが、村を移動するのでいつも違った味を楽しめた。ダルバートは豆スープにご飯、野菜とカレーとアチャド(辛い漬け物)のネパールの定食で安くて健康に良い。カトマンズに戻ってもセーラとコーラスはダルバートでお腹を膨らませ、お腹をなでながら「ダルバートベィビィよ」と言っていた。