「あやしい国際トレッキング隊」

 ネパール行きは昨年秋から計画を立てていたが講演を頼まれ延期。そして、この春の予定は、メンバーもなく突如イタリア、スペイン行きに変更になってしまった。
 秋に、一人たらたら出かけようとガイドを探していたら、アラスカのセーラが行きたいと言って来た。相棒が出来たと喜んでいたら、今度はこの春、スペインで出会ったフランスに住むアナが「わたしも行きたい!」と仲間入り。そのうち交渉が煮詰まって来たら、セーラの彼氏も行きたいとのことで、またまたメンバーが増えた。
 そして、この夏、講演を頼まれ帰国した際に「あやしい国際トレッキング隊」のことを山仲間に話したら、3人が参加したいと言う。
 ところがガイドのプラカスさんはメンバーが少ない方が良いと言う。はて、こまった。彼は独立してフリーガイドになったばかりなので、クライアントが増えて収入に繋がると思って喜んで友人にOKを出したのだ。ベースキャンプ近くはロッジが少ないから少ないメンバーの方が良いとのことで、残念ながら断る羽目になってしまった。
 ところがまたまた問題が。アナから、香港の消防署で働く友人が参加したいと言っているので是非、とメールがきた。やれやれ。
 アナに、今までのアドバイスを彼に伝えて、全ての装備を整えることができるのなら良いと思う、と答えた。参加はアナの決断に任すと返答した。山経験のない消防署員は参加を中止した。
 そして、またまた、参加希望者が現れた。今度は昨年の秋にカンボジアアンコールワットで出会ったイクちゃんだ。「マキさんがネパールにいるなら会いにいく!」とのこと。まあ、彼女はトレッキングじゃないので問題なし。ゲストハウスで合流し一緒にカトマンズ観光をすることになった。
 週末に出発するのだけど、また誰が現れるかわからない。もしかしてカトマンズに新たな珍客?が待っているかもしれないね。