こ/そ/あ/ど 授業

 昨年、2年生はひらがな、カタカナ、数字、かんたんなコミニュケーションの会話と、います/あります、をした。
今日はこれ/それ/あれ/どれ、の指示代名詞の授業で、初めての文法らしきことをする。といっても実際の物を使って、これはなんですか。それ/あれはなんですか、を繰り返して位置関係と確認する。そして、初めて助詞の「の」を取り入れる。
 「これは、マキせんせいの本です。」と「世界のてっぺんに立った!」の本を見せたら、びっくりして本の写真を見に集まって来た。「あ〜!ほんとだ」とみんなおおさわぎになった。「サインして!」とノートを開く生徒やら、「みせて!みせて!」と言いながら、本がほしいと言い出す生徒やらで、てんやわんや。みんなの目はキラキラしていて、眠気も覚めたようだ。
 「エベレストに登るのは夢だったんだよ」「でも、いきなりは登れないね。すこしづつ高い山にトライして、エベレストに行ったの」とボードに札幌の藻岩山から、富士山、世界の高い山を順番に描いていった。
 「だから、ランニング?」と聞かれて、「はい、そうです」と答える。たまに一緒に走っている生徒たちだ。「強くないとね、登れないよ」と腕を曲げて力こぶを作ったら、みんなで力こぶの見せ合いをしている。
 昨年の2年生と3年生にも同じ授業をしたのだけど、こんな反応はなかった。なんか貴重だね、こんな純真な子供たち。昨日、今日と2年生の授業をみていたゴティ先生に「生徒たちはみんなMakiせんせいがすきですよ〜。だからずっといてください」と言われた。そう、したいけどね。先のことはわからない。