最後の授業

アデルとクーパーが最後の授業にゲームをするから、と言うので見学に行った。
二人は週末から部屋中ちらかして、絵を描いたりカードを作ったりしていた。
双六ゲームに似たポノボリゲームをボードに貼り、3チームに分かれサイコロを振ってゴールを目指す。
ルートにはいろいろな障害が隠されていて、なかなか駒がゴールに辿り着けないのがミソ。駒が止まった場所で、用意された色別の質問に答えないとサイコロも振れない。サイコロを振る度に生徒たちはエキサイティングして蜂の巣を突ついたような騒ぎだ。3チームが同点になり、最後にもう一度サイコロを振って優勝チームを決めた。アデルとクーパーは優勝チームにクッキーを配り、他のチームはキャンディを配った。
二人はなかなかのアイデアマンで絵も上手。三色カードの動物と職業と地理の質問も、わからないと他の言葉でヒントを与える。生徒もグループで考えるから、仲間意識が強くなる。当てた生徒がサイコロを振る権利をもらえて、みんなの目が手元に集中する。放ったとたんに歓声が上がる。
午前中、わたしとインはカメラマンに徹して、思い出の授業をビデオに撮ってあげた。
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