タイ文字

タイ文字の勉強を始めた。
まずは子供用の練習ノートを求め書き方の練習から。タイ文字の書き出しは小さな丸から始まり、下から上へ線を伸ばしていく。一筆書きの迷路を書くような感じ。丸は内側から書くものと外側から書くものがある。オバQやペンギンのような形もあって、絵を描いているようでおもしろい。
文字は子音(末子音を含む)と母音が組み合ってひとつの文字が形成され、その上下に4種類の発音記号が付く。子音は44字、母音は28組あり、単母音、複合母音、余剰母音に分かれ、さらに発音によって、短音母音と長音母音に分かれる。
この組み合わせのルールが理解出来なくてちんぷんかんぶんだ。ひとつの音の文字がどれなのか、単語の区切りがどこなのか解らない。そのうえ、声調が5種類もあり聞き分けるどころか、みな同じに聞こえる。これを書き分けるのは、さらに大変だろう。
こりぁ、手に負えないかな、と思ったが、買ったはいいが難解で意味不明だった教科書を再度開いてみた。扉に「読み方の原則を覚えて置けば、知らない単語に出くわしてもたいていは読む事ができます。この点、英語や日本語を読む場合に比べると、はるかに労力は少なくてすみます。ある程度の時間と集中力さえあれば、難なく征服できるものです」とある。三上直光著
ほんとかいね?そんなら、やってみようと思ったのだ。すぐにその気になるところがわたしの良いところでもあり、悪いところでもある。いままでの挫折した数々のことも忘れて、ひたすら書き取りの練習を始めた。
が、すぐに飽きてどうでもいい用事を思い出す。「そうだ、インがうさぎ年なのでうさぎのぬいぐるみが欲しいって言ったっけ」と型紙を作り始め、タイ文字のノートを押しのけてうさぎのぬいぐるみを作り始めた。
ん〜?タイ文字征服への道は遠いかも。

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