教師

女性は教師という職業に合っているのかなと、ふと思う。
女性は編み物のパターンの繰り返しのような、同じ作業を続けるのが苦痛ではない。むしろ、根気があり少しずつ編み上がっていくのが楽しい。そして、こんなデザインにして、あんな模様を入れてと次の事を考えるのも楽しいものだ。
アデルとクーパーを見ていてそう思ったのだ。彼女らは教師の経験もなく、いきなり授業をもった。いつも二人でディレクションの地図を描いたり、ゲームを考えたりしている。もちろんパソコンも駆使して映画会やいろんなことにトライしている。
新米のわたしとて同じことで、どんなふうに展開したらわかりやすいだろうと寝ても覚めても考えている。1組から4組まで同じ授業をするのだけど、少しずつ手直しをして行くから最後の授業が一番解りやすい授業となる。編み物は編み目を間違えたら、ほどいて編み直せるが、授業は一回きりだ。あれもこれも失敗だったと思う事ばかりで、次の授業に失敗を生かそうと思い、またもやあれこれと考える毎日だ。
そんな事を繰り返しているうちにそろそろ後期の授業も終わりになる。一年生が肝心と一年生の授業に力を入れた。ひらがなとカタカナが読めて、あいさつと自己紹介ができることを目標にした。簡単な応答も出来るし、名詞文と存在文が理解できる。う〜ん、目標はほぼ達成できたかな。可愛い一年生に感謝する。
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