新年会

教職員の新年会が行われた。
ミーティングのあと講堂に行ったら、テーブルに宴会の用意が出来ていた。
今日の賞品が当たるイベントは学校からのプレゼントで、お一人様にゴールドの指輪が当たると言う。テーブルには賞品の電気製品やブランケット、布団などが山積みにされている。校長のあいさつのあとは恒例のカラオケ大会。そして最大の楽しみである抽選番号が入った器が回って来た。
すると、なんと金の指輪はアデルに当たった。女性教師からは羨望のまなざしとともに歓声が上がった。インには大きな扇風機が当たった。次々に番号が呼ばれて、炊飯器やら電気ポット、枕、クッションなどが配られていく。その度に歓声が上がり、最後の特別のプレゼントは現金だった。1000Bが二名様に当たる。大いに盛り上がったところで、校長がポケットから500B札を二枚だして、ひらひらさせた。特別賞ってわけだ。教師たちエキサイティングし、当たった教師はうやうやしくお札を頂いていた。
なんだか違和感を覚えた。校長がお金をかざしてひらひらさせることは教育者にそぐわない気がしたし、それに生徒の授業料をこんな豪華な景品に使っていいのだろうか。事務室のペーパーはひんぱんに品切れになるし、プリンターのインクも切れたままだ。いくら言っても「お金がない」という。賞品を学校備品に当てたら、もっとスムーズに教材づくりができるだろう。いったい誰が予算を組んでいるのだろうか。う〜ん、わからん学校だ。
インは当たった扇風機が必要ないとチュンポーン先生にあげ、クーパーはハンカチ、わたしは爪切りだった。

Susana Baka http://www.youtube.com/v/S9L8mEJXDn4?
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