日本語キャンプ その３

生徒たちのが感謝のイベントをしてくれた。各チームが舞台で出し物を披露する。
イベントの人気者はレディポーイだ。タイの学校には各クラスに必ず３、４人のレディボーイがいて成績も優秀な生徒が多い。女生徒にも男子にも人気がある面白い存在だ。今回もレディポーイがセクシーなダンスを披露してくれて、盛り上がりも絶好調に達した。もちろん、わたしもレディポーイのファンで、今回も多いに楽しませてもらった。
その逆のボーイレディの存在もまたおもしろい。
ゴティ先生に「恋人いないの？」と聞いたら「わたしは○○○よ」と言った。彼女の恋人は女性だ。学校でも朝から晩まで電話をオープンにして話を続けている。
「なにしているひと？」と聞いたら、公務員とのこと。片時も電話を離さないから、よほど暇な職場に違いない。
「誰と泊まったか心配するから、電話に出て」と言われて「さわで〜か〜」と挨拶した。
ふ〜ん、女性同士の関係もおもしろい。なにを言っているかわからないけど、よくそんなに話が続くもんだなあ、と感心していたら「けんかしました」と教えてくれる。すぐにまた仲直りしたらしく、話は延々と続いている。時々わたしや生徒との会話を挟みながら、また外線の電話を受けながらも、一日時中話をしている。彼女の頭はどうなっているんだろう、と不思議に思う。
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