さわで〜ぴいまい!

さわで〜ぴいまい(新年おめでとう)カード作りをしてる。
教室中紙くずだらけにしながら、オリジナルカード作りに夢中になっている。男子生徒に凝り性が多い。いつもは時間、時間と時計を指す生徒も、時間がきても何も言わない。
あ・はっぴぃ にゅー いやー! & メリー クリスマス! 楽しいカードが出来上がった。

今日は3年2組の早く出来上がった生徒に、ひらがな二文字の読み方のチェックをした。五十音表を見ながら、フラッシュカードを読む。なかなか文字を探せない。読める生徒は2、3人だ。
次の2年4組のクラスに、カタカナの読み方練習を入れた。絵カードをコーラスして単語を覚えてから、テストをした。絵カードのカタカナ3文字を読み上げ、カタカナで書くのが10題と絵とカタカナを線で結ぶ問題が10題だ。
カタカナが読めないから絵とカタカナを線で結ぶことができない。絵カードの読み上げ問題はまったく書けない。ゴティ先生がシャシャリ出て来て、「ボードにひらがなで書かないとだめですよぉ〜」と言った。「これは、1年生のテストですよ。1年生は、みんな殆どできましたよ〜」と言うと不服そうだった。去年彼女が教えた生徒だからね。

それにしても、ひらがなさえ読めない生徒がいる。この半年、授業が成り立っていたのは、声を反復しコピーしていただけなのだ。
英語教師のアデルとクーパーはクラス編制に問題があるという。成績順に1〜4組まで分けてしまっては4組の生徒は、ますますやる気をなくしていまうだろう。ミックスしたクラスだと、良く出来る生徒が出来ない生徒を教えたりできるから、成績は全体的に向上するだろうとのことだ。
今年の1年生に関しては、1組から4組まで五十音の読み方については格差はない。文字を読めるのが嬉しくて仕方がない生徒が何人もいる。「せんせ〜、ゴーホーム?」と聞かれるたびに「ノー、you study with me パサ、イプン(日本語)」と答えている。そんな生徒たちに、もうちょいと教えたい。フィリピンの英語教師のジェイとレイに「無駄、無駄」と冷やかされながら、めげずに奮闘し「Do my best!」と言っていた甲斐があったというもの。ひとり、にんまりしている。

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