旅の出会い

旅に出ると魅了的な人に出会う。
山や旅は自分で選択した生き方だけど、いつも自信がない。これしか成りようのなかった選択技だから、素敵な人に出会うと未知の自分に出会ったように新鮮に思う。
例えば、自称「遊び人」は、50歳で早期退職し、主夫をしながら趣味のカメラの道にまっしぐら。素晴らしい山の写真を届けてくれる。山で出会ったゆうこさんも50歳で退職。半年はネパールで暮らしている。アラスカで出会ったYukoさんは二人の男の子のお母さんだ。エドさんと子供たちに囲まれて幸せそう。
最初のサハラ砂漠旅で出会ったフェルナンドは会うたびにガールフレンドが違っていたが、いまは二人のお子さんのパパだ。そして、イタリアで出会ったマリナはフェルナンドの奥さんの友人だ。彼女も二人のママさんになった。それぞれの暮らしは興味深いもので、出会いがなかったら想像さえしなかっただろう。
旅は非日常の世界だから、自分の居場所に戻ると現実に引き戻される。また忙しく日々の生活に追われることになる。
今タイで暮らし始め、私にとっては非日常の世界であるけれど、暮らしを伴うとまた同じような忙しい日常が始まる。
ふと、これでいいのだろうかと思う。秋深し思いにふける今日このごろ。
遊び人HP:http://www.geocities.jp/iwasaki_teruyuki/
7summit HP: http://web.me.com/dreamispower/index/Welcome.html