パーティ

今日、土曜日に学校で盛大なパーティが開かれるという。
1週間前から正面玄関にステージが作られ、その前の芝生の広場にはテーブルがセッティングされた。大型スクリーンが3台と、これまたでかいスピーカーとタワーの上にはライティングの設置された。まるでコンサート会場のようだ。
教師たちは、何を着て出席するかと張り切っている。ゴティ先生に「きれいなドレス持ってる?」と聞かれた。「ないよ」と一言。
「うお〜い、これは大きなパーティだよ。結婚式みたいな服装をしなければならないよ」とのことだ。「どうしょう?」チュンポーン先生に聞いてみよう。
すると、1000人もの県外からの学校関係者が集まるという。王室関係者も出席したことがあるそうな。「やばいかも?」と服を探しにマーケットに行った。そんなパーティに着るようなドレスなんか売っていない。
「そうだ、着物をきればいいじゃん!」とひらめいた。あんなに重いものを担いで来たのだからね。ここで役に立ってもらおうじゃないの、とずうずうしくもアラ環にして振り袖を着ることにした。日本だったら笑いものになるだろうがここは外国だ。「まいべんらい」の国だからね。どうってことない。
会場に行って驚いた。タイの教師たちは結婚式の花嫁のお色直しのようなイブニングドレスを身につけている。「ど派手〜!」化粧も濃く、誰が誰だかわからない。美しく変身した教師たちは接待係で、私たちは校長と共に入り口で来賓のあいさつ係だ。
2台のパトカーに先導されてお見えになったのは、タクシンの弟君。大勢のお付きのかたと一緒にワゴン車から降りた。来賓室に通され、身支度を整えてから会場にお出ましになられた。
恒例の生徒たちの歌やタイ舞踊のあとで来賓のあいさつがあり、その後は、もういつものようにカラオケがんがんのパーティとなった。会場のまわりにはテントが張られ、売店もできアルコールOKだ。歌って、踊ってフィバーしている。
私は一足先の9時すぎにアパートに戻った。今12時、まだまだ続きそう。秋の夜長、タイの夜はカラオケとともに更けゆく。
7summit HP: http://web.me.com/dreamispower/index/Welcome.html