休日

夕方の市場は活気がある。4時半過ぎになるとバイクがスピードを上げてが町に向う。
市場の前にはずらーっとバイクが並び、人々は夕食を買い家路に着く。タイの家にはキッチンのない家が多い。食料は屋台か市場で買って食べる。
市場は小さいながら、たいていの日用品が手にはいる。インは生きたフナを2匹買い捌いてもらっていた。死んだ魚を見慣れているので、殺生して生きているんだなあ、と思う。カエルもおたまじゃくしも、亀も生きたまま売っている。
小さなカエルは可愛いから食べられないというと、インは、カエルは美味しいよと言う。じゃあ、うさぎはどうなの?可愛いから食べれない?と聞かれて、スペイン人は食べるよ、わたしも一度スペインで食べた事がある、と言う。ちいさなカエルの唐揚げが売っていた。
子供の頃のことを思うと、魚やイカも生きたものを食べていたし、豚だってお正月に殺して食べていた。牛だって、馬だって可愛いいのに食べている。スーパーで買い物していると、牛や豚が商品のように思える。感謝しないといけませんね。
ぶらぶらしていると、仕事を終えたおじさんたちが宴会をしていた。なんだか楽しそうなので、写真を撮っても良い?と聞いたら、Goodサインをした。おかみさんたちが笑っている。毎日買い物に来るので、もう顔見知りになってしまった。