一年生

一年生は、親から離すのがかわいそうなくらいに幼い。きょとんとした顔をして授業を聞いている。この先生、なんていってんだろう?といつも思ってんだろうなあ。日本語はもちろん初めて聞くことばだろう。あいうえお、を熱心に練習している。以外と文字がきれいだ。タイ文字が一筆書きのようだからだろうか。文字のバランスのとりかたがうまい。すわ〜い(きれい)と言うと,恥ずかしそうにしている。
日曜日に学校の食堂にランチを食べに行ったら、幼い一年生が三人でお昼を食べていた。必ず顔の前で手を合わせワイをしてくれる。アーロイカー?(おいしい)と聞いても、にっこり笑うだけ。なんだかなあ、まだ親と一緒にご飯食べたいだろうなあ、と思ってしまう。毎月、月末の4日間は親もとに帰省するそうで、よかったねと心から思う。