夏祭り


 連日の夏日で今日は帯広で37度を記録し、沖縄よりも暑かったんだとか。
洗濯機で丸ごと洗った羽毛布団もふわふわに乾いて、ベランダ菜園のトマトも赤くなりつつある。


 2日続けて街中に出る用事があり、自転車で出かけた。
遠くからお囃子が聞こえてきて、豊平神社の夏祭りの山車に遭遇。自転車を降りてしばしお囃子を楽しんだ。
 太鼓と笛の音を聞くと血が騒ぎウキウキした気分になるのは日本人だからかもね。2拍子のリズムが染み付いている気がする。欧米の人たちは3拍子のリズムに心が躍るんだろうか.....。


 道南、江差の姥神神社の夏祭りは祇園祭りの流れをくむそうで、12台の山車が3日間にわたり町を練り歩く。若者たちは夏祭りに合わせて帰省し、みんながそれぞれの町内の山車を引く。


 道南の遺跡を発掘していたとき、上司が姥神神社の夏祭りが気に入って、宿を予約し調査員たちが集まり一緒に山車を引いた。引き手に振舞われる茶碗酒を飲み大騒ぎする無礼講はオープンマインドそのもの。家々は誰彼となく家に招き入れ、ご馳走を振る舞いお祭りを祝う。わたしは振る舞い酒を飲みすぎて山車に乗って宿に帰った覚えがある。ーーーなんか、若かったねぇ....。


 そういえば、亡き父は背が高かったので村祭りには天狗の役を仰せつかっていましたね。お囃子を聞いて懐かしく思い出しました。