「夕鶴」


 「夕鶴」の朗読劇をすることにした。
まずは「鶴の恩返し」のあらすじを話し、アニメーションを見て、それから物語を読む。そして、あらすじを確認。最後に、アニメーションをもう一度見て再確認する。ここまでは、いつも通り。


 朗読劇をすると言ったら、いちばん日本語を話せるチョンプーさんが心配しているので、授業のあと、残った生徒にキャストを割り当て台本の読み合わせをする。台本は「ひらがな」なのでみんなスラスラ読める。これに感情を込めたら、すてきなボイスドラマが出来ると思う。


 問題はどれくらい真剣に取り組んでくれるかということだね。
「日本文学」なんて男子生徒には興味ないし、一部の女子は日本語にさえ興味がなく、授業中にFBをチェックしている
それで、学期の最後に行おうと思っていた朗読劇をすることによって、クラスが活気付き、連帯感が生まれるかも?と期待したのだ。どうなるかはやってみなくちゃわからない。ーーー良い結果でありますように......。


つづく