coffee shop 「 友達家」


 「ジューン・ベリーが食べ頃よ〜!」と友人からメールが入って、coffee shop 「 友達家」へ。
友人宅は野幌公園近くにあり、素敵なインテリアで、ほんとうに喫茶店みたいなのだ。ご主人の入れるコーヒーも最高に美味しい。ーーー在職中は昼休みにお弁当を持って出かけていた。


 今日も「雨なら迎えにいくよ」と、どこまでも優しいご主人。「大丈夫、小雨決行!」と自転車に乗って出かけた。
「まあ、風も強いのによく来たわね!」と歓迎してくれて、帰りはお土産までいただいてまるで実家に帰ったような気分になる。


 大満足のコーヒータイムを過ごし「さあ、帰るわ」と外に出たら、「小鳥の巣があるのよ」という。
「えっ、もう巣立った?」と聞くと、「もういないわ、鳴き声しないもの」というので、「そんなら巣が欲しい、小鳥の巣ってすごく精巧できれいに作ってあんのよ」と塀によじ登って、巣に手をかけたら、パタパタパタっと雛鳥が溢れて、落ちた。


「あ〜、たいへん!まだいたのね、ごめんごめん!」と雛鳥を拾い集めて巣に戻した。なかなか上手く戻せなくて四苦八苦。いい歳した大人3人でてんやわんやしていました。親鳥は心配そうに、ぴいぴい喚いて飛び回り、電線から見下ろしています。

 ーーー大変失礼しました!と、電線を見上げて平謝りでした。