レタス de お好み焼き


ナショナルパークにある修道院へ出かけ、お昼はパエリアレストランへ。
そして、夕食は自宅で日本食レストランをオープン。


欧米のキッチンで日本食を作るのは、思いのほか大変だ。
第一、砂糖がない。日本料理はダシと砂糖、塩が決め手だ。彼らはナチュラリストでオーガニックフード派なので、ブラウンシュガーでいいよ、というと真っ黒な砂糖だった。それも牛乳パックに入っているから色が確認出来ない。出来た巻き寿司はブラウンで、ちょいと変わった感じ。それにガスの調節が出来ないのでごはんを炊くのが大変で、「始めチョロチョロ、中パッパ……」が出来ない。ーーーと言うわけで、ご飯がちょっと柔かったけれど、まいっか。


そして、お好み焼き。
キャベツをネットの画面で確認してから、買いに行ってもらったのに、エドが買ってきたのはレタスだった。
聞くと、街中の大きな市場に行かないと手に入らないそうで、ニューバージョンのお好み焼きを作ることになった。これも彼らはベジタリアンなので、豚肉なし。天かすを多めに入れて代用。サクッと焼いたら、結構イケましたよ。


まずは枝豆とビールで乾杯。枝豆は日本から持ってきたんだけど、大丈夫でしたね。
そのあとは秋田の地酒でお寿司をいただく。お酒のお猪口も持参したので、超〜受けました!


わたしはお酒よりもワインですね。本日のワインはスペインの北、ガリシア地方の酸味のあるワインです。
デザートのリキュールは栗から造られたもので、イタリアの修道院産。秋の夕暮れの落ち葉のようなナッツの香りして、最高!
ーーーにわかソムリエになった気分です。