教会 in Ubon


 朝、暑くならないうちにと、ドアを開けっ放しにして掃除をしていたら、お隣さんから「これから、教会に行くんだけど、一緒にどう?」と誘われた。「いく、いく!」とモップを放り出し、着替えて麦わら帽子を被った。


 まだ、8時過ぎだというのにものすごい暑さで、車の天井から熱気が伝わってきてエアコンが効かない。教会まで2時間近くかかったので、脳みそが茹であがりそうだった。

 そして、教会の中も暑くて扇風機の前に陣取りお昼まで過ごしたが、このままだと熱中症になるかも?と水を飲むために避難した。
 そこで、ジャンボなベィビーに遭遇!黒い瞳が素晴らしく、手足が長く大きい。9ヶ月から歩き始めたそうで、まだ10ヶ月になったばかりなのに、歯が6本生えていて大人と同じ食事をしているとか。すご〜い!きっと大きくなるわね。ーーーそれにしても、みんな暑さに強いわ.....。


 教会の窓からミドルトーンの穏やかな歌声が聞こえてくる。
外には黄色の花房で覆われた大木。晴れやかな黄色は心を豊かにしてくれる。黄色はハッピーになれる色だ。
 そういえば、テントの黄色も心がふわふわして好きだった。厳冬期用の贅沢なダウンジャケットや羽毛の寝袋の包まって本を読んだり、音楽を聴いたりしていた。テントの中の黄色い世界から顔を出せば、そこにが白い峰々が鎮座して、それはそれは贅沢な風景だった。海外登山は暇なのがいいね、貴重な時間でもあった。


 話がそれてしまったが、こんな風にフレンドリーな人々と集うのは素敵なことだ。日常をていねいに生きるという意味を考えさせられましたよ。