授業の準備


 昨日、突然「2年生に『メディア』の授業をして」とスケージュルを渡された。
すでに、2年生に「日本文化」を教えることになっていて、まだひらがなとカタカナを読めない生徒がいるが文化の紹介ならなんとかなるだろうと安易に構えていたら、プレゼンテーションの方法を教えなければならなくなった。ーーーひらがなも読めない生徒にメディアかいな?


 はぁ.....ため息が出る。
それで、1年生の会話の授業を2年生と変更。2年生を3教科、週に12時間授業をすることになった。メリハリはないけど同じ学年を受けもつ方がやりやすい。


 月曜日に1年生(44名)の授業をしたが、まあ、うるさいのなんのって。
最初に自己紹介のためのカードを渡し記入してもらう。「私の自己紹介はこれです!」とタイへ赴任した時に放映されたHBCのTVニュースを見せたとたんシーンとなった。バンコクの暴動の映像も挟んであったし、「この先生、なかなかやるじゃん?」と思ったのかもね。


 「〜はどうでしたか?」の授業だったので、札幌の雪祭りよさこいソーラン、北大祭などをパワーポイントで紹介し、例文を参考に質問をしてもらい、質問した生徒には鉛筆をプレゼントした。半年間勉強しただけなのに日本語を話せる生徒がいた。
「すごいね〜!」と褒めたら、毎日5時間も勉強しているとのこと。ーーーえらい!やっぱ、やる気だよね。
 あんな子がいるなら、1年生にすれば良かったかな?と思った。


 さあ、明日から2年生だ。まあ、2年生も半分くらいはやる気がないんだよね、今年は気合をいれて厳しくしよう!