「平成25年度発掘調査報告会」北海道埋蔵文化財センター

 朝っぱらから山友から電話が入り、「遺跡調査の報告会に行きたいんだけど」とのこと。
「え〜!興味あんの?」とわたし。考古学は地味〜な仕事で、いつも報告会に来るのは暇なじいさまと考古学専攻の学生がちらほらの状況だ。
「一人で行ってもつまんないだろうさ」と、出土状況を知りたいこともあって一緒に行く事にした。



 野幌自然公園の一角にある施設は自然環境に恵まれていて、春は山菜、秋はきのこ、そして冬は歩くスキーと、一年中昼休みは外で過ごしていた。とくにスキーは山のトレーニングのために汗を流していて、作業室に戻ると暑いので窓を開け放し、おばさまたちの顰蹙をかっていた。



 はあ、なつかし〜! もと同僚たちは貫禄がつきえらそーになっていた。ん〜、自分が年取るわけだよね。考古学用語もなつかしく、隣りの山友に説明しながら報告会を楽しみました。