BECI 語学学校

 夜10時マニラ国際空港到着した。
機内も空港も年末の休暇を国で過ごすフィリピン人で溢れ、凝ったがえしの状態。機内席のお隣りさんも船員で2ヶ月の休暇でセブ島の実家に帰るとか。マニラ市内とか台風被害の情報など尋ねて、スピーキングのウオーミングアップができました。



 フィリピンの空港は世界のワーストワンだそうで、4本あるターミナルが離れていて乗り継ぎがスムーズにいかないし、外は自家用車とタクシーで身動きが取れない。ピックアップの語学学校のバンが駐車場から出られない事態になった。みんな一斉に出口に向うので出口でスタックしてしまい、しびれを切らしたドライバーがクラクションを鳴らし、騒々しいことこの上ない。管理が悪い。交通整理をするとか、なんとか方法があるでしょう? 
 結局、2時間近くも駐車場から出られず、ようやく出たものの道が良くない。バギオはマニラの北、車で6時間かかる高地にある。曲がりくねった山道をバンはスピードを出してひた走り、朝、6時にグリーンバレー・リゾートに到着した時は、車酔い状態で具合が悪かった。



 バギラリゾートといってもうら寂しい感じで、エントランスは暗くてゴーストタウンのよう。ホテルの宿泊施設はプレハブにケの生えたような感じで、音が筒抜けで廊下歩くとギシギシする。HPとまったくちがうじゃんか!
 割り当てられた部屋を開けたら、ベッドに若そうな女の子が寝ていた。蒸れたような匂いと香水の匂いが充満していて、車酔いもあって吐きそうになった。部屋には衣類と化粧品が散乱し、空いたベッドは物置状態。わっ、最悪!すぐ、ドアを閉めて、
「この化粧品の匂いはがまんできないから、どこでもいいから部屋を変えてください」というが、他のスタッフじゃないとわからないとのことで、その臭い部屋に泊まることに。

---さて、どうなるんでしょう?