「また あいたくて」工藤直子

       また あいたくて


     
 お気に入りの工藤直子の詩が文庫本になった。
「この本、持ってる?」と友人に聞かれて「お気に入りの詩よ」と手に取ったら、新しい詩が加えられていた。それが、この「また あいたくて」。


 なんだろう? だれなんだろう? わすれものはなんだろう?
生きていることは、新しい明日があること。なにかにあいたくて生きている。



photo by Iwasaki