木の伐採

 
 大木が手際良く伐採されてゆくのをビレー(安全確保)をしながら見ていた。山友の伐採技術に目を見張った。
ハシゴをかけ木に登り、チェンソーをロープで釣り上げ、枝払いをしたあとで、大木は3回に分けて切り倒された。
 クライミングの技術とロープワークがこんなところで発揮されるとは思っても見ませんでしたね。や〜、かっこよかったっす!


 私有地に自生した木が大木になってしまったそうで、お隣のかたからタイまで苦情がきた。
問題の木をグークルで検索し、山友に相談したら「俺が切ってやる」と言われ安心していたが、石橋を叩いても渡らぬ息子に「素人がどうにか出来る高さじゃないよ、怪我したらどうすんの!」と反対された。

 それもそうね、と現場に出かけてその大木に驚いた。「どうしょう?」再度、山友に相談。すると「足場があるし、問題ないよ」とのことで、小雨のなか山友二人と息子の五人で現地集合。
 お隣のかたが、業者じゃなく、あやしげなシニアたちがやって来たので驚いている様子。しかし、岩登りに慣れているクライマーはなんなく木に登り、大木をしゃかしゃかと切ってしまった。
 すごい!彼は山岳会では大魔人と呼ばれていて、まったくその名にふさわしい。 いやはや、これでほっといたしました。