ジーニアス・クラス


 タイの中高一貫校には、特別の授業料を払うジーニアス・クラスがある。
ここ、カンジャナスクールでは授業料は同じだが成績順に1組から4組に振り分け、出来のいい1組がジーニアス・クラスに相当する。
 1組はエアコン、パソコン付きのきれいなクラスルームで涼しくお勉強できるが、他のクラスはゴミだらけのボロいクラスルームだ。スナック菓子やジュースなどの空きビンを散らかすのはかたづけない生徒のせいだが、こうも明らかに待遇が違うのは、生徒たちが僻んだりしないんだろうか、と余計な心配をしてしまう。
 しかし、生徒たちはぜんぜん関係ないみたいで、むしろ英語教師のケスが職員室にエアコンを入れてほしい、と文句たらたら言っていましたね。

 暑くなって、日本語のクラスルームもアパート蒸し風呂のようだ。我慢大会も後少し、札幌はすごい雪だそうだから、当分寒暖の差に体がついていかないかもしれないですね。