たなばたまつり

 今週は「たなばたまつり」の短冊作り。
1、2年生と6年生は短冊づくりの経験がないので、今年は全学年で盛大にやろう、と竹も特大サイズを採ってきてもらった。授業の間に七夕飾りを作り、授業には七夕物語と歌を準備して、1週間をゆっくり楽しもうと思った。
 と、昨日までうまく事が運びそうだったが、突然「来週の月曜日から水曜日まで、全学年の全教科を同時にテストを行う」との通達があった。それも、試験は日本語教室ではなく、各クラスの教室で行うとのことだ。
「決まっているなら早く言え!」とわたしゃ、怒ったね。
テストは7月末と言うことだったが、試験前に突然紙がなくなったりするので、週末に試験問題を作りすでに印刷済みだ。試験範囲が繰り上がるので、問題を作り直さなければならない。その上、日本語教師は試験監督が出来ないというので、試験日に問題の説明が出来なくなった。生徒が問題を読めるようにローマ字書きかタイ語を添えなければならない。
 チュンポーン先生に「テスト問題を作り直さなければならない」と言ったら、「紙はいくらでもある」とのことだ。そういう問題じゃないでしょうが、まったく!


 それで、大急ぎで短冊をつくり、できそこないの生徒を集めて試験のための予習を始めた。
「いい?この言葉を憶えておいてね!」と自己紹介の練習をさせて、こ・そ・あ・どの復習をした。
おたのしみの「たなばたまつり」がせわしなくなってしまった。