まほうの色鉛筆

 まほうの色鉛筆で絵本を製作。
いっぽんの鉛筆なのに、なんと12色の色が出せる。これはすぐれもので、色も重ねることができるし、消しゴムで消すこともできる。なんたって、1本で間に合うので軽いし旅にも重宝している。



 絵本製作は三冊目。これは、初孫が生まれたときに思いついた。毎年、子供の成長に会わせたオリジナルな絵本をプレゼントするのはどうかしら、と思ったのだ。

 一冊目「ぼく にている?」
これは、2年前にタイに派遣されたとき、HBCテレビ放送のニュース番組のなかで紹介してくれた。こどもがいろんな動物のマネをする。「その気になれば、なんにでもなれるんだよ」と夢もつことへのメッセージを込めた。

 二冊目「これなあんだ?」 
動物が好きのことで、いろんな動物の手や足、耳の部分を拡大したものから、なんの動物かを当てる。いちばんのお気に入りはぞうさんで、ぞうさんのぬいぐるみクッションもいっしょに製作し、プレゼントした。いまでも愛用しているとか。

 そして、3冊目が「ぼく おにいちゃんだよ!」
三冊目の文章だけは誕生日にできていたのだけど、春休みは山旅で忙しく、授業が始まると準備に追われ、生徒のためのイラストは描いても、なかなか絵本の挿絵を描く時間がとれなかった。
 週末の予定のシリーントン博物館見学が突然キャンセルになったので挿絵を描くことにした。
コピーの為損紙を使い構図を考える。こどもの年齢に合わせたしぐさを考えるのがけっこう楽しい。できあがったイラストに、まほうの色鉛筆で色を重ねた。
 なかなかどうして、可愛い絵本に仕上がりましたよ、と自画自賛。よろこんでくれるかなぁ。