お別れ会
中国語教師の友人たちとお別れ会をした。
昨年春、カウオンに赴任したボランテアワークの若者たちは、あまりの田舎にみんな泣いた。それが、タイ語を学び料理をし、ほんの1年の間にすっかり逞しくなった。
中国人の男性は料理の得意な人が多いそうで、この日も二人の若者がお国自慢の料理を作ってくれた。ちょっとオイリーで辛い料理が多いが食がすすむ。女子は食べるのみ。これは、らくちんでいいね!
今日の話題は帰国後のこと、
「ねえ、みんなどうすんの?国で」とわたしが聞くと、男子は
「まず、職探し」との答。女の子のウェイウェイは
「わたしは、結婚相手を捜す!」と言う。
「就職より大事かも?ずっと、良い暮らしができるから」とインもそれに同意。
「そうねえ、それはある意味で真実かも、でも冒険も大事よ!」とわたしは力説。
すると、
「男は車と家を持たないと嫁さんが来てくれないから、そんなことはしてられない」とのことだ。
「そうかあ。たいへんだね......」としょぼん。
こんなことを言ってるから、わたしはいつまでもリスキーな暮らししかできないんだなあ、と妙に自分に納得した。