ミャンマーの暮らし

 ミャンマーでは未だに昔ながらの生活が続いている。
牛が耕作の担い手で、エンジンのない舟で魚の網を引いていた。新鮮な魚が岸で売られている。
 人びとは素朴で親切。笑顔がとてもいい。人を疑ったことのないような正直な顔をしていた。
親切に道を教えてもらい、だいじょうぶだろうか?この人、と疑った自分が恥ずかしかった。

 ここにはまだ携帯電話もコンピューターも普及していない。持っていた人は一人しか見かけなかった。
町の通りに電話屋さんがあり、そこで電話をするそうだ。インターネットカフェがあったので覗いたら、夜8時から11時までしか使えないそうだ。

 ほんの50年の間に世界はめざましく変化した。世界から取り残されたような国、ミャンマー
わたしたちは、便利さのかわりに何を得て、何を失ったのだろうか?ふと、そう思った。