津波

せんせい、ツナミはだいじょうぶ?と生徒たちに心配されて、北海道はだいじょうぶよ、と黒板に日本地図を描いてツナミが起こった場所を説明する。山があるの?と賢い子がきくので、札幌の位置を教えた。
3月11日、東日本大震災が起こり、ツナミはとフクシマは世界的に有名な名詞になってしまった。イタリア、スペイン、ロンドンでも日本人とみると、ツナミはだいじょうぶか、の言葉をかけられた。
それにしても、外国人担当のチュンポーン先生からは、なんのメールもなかった。チュンポーン先生が校長に「マキはだいじょうぶか」と聞かれたので「連絡がないから、今年は来ないかもしれない。新しい先生を探さなきゃ」と答えたそうだ。なんとも、いいかげんな?勝手に消されちゃかなわんわね。
そして、チケット代として休暇中のサラリーが支払われるというので貰いに行くと、「子供にお金がかかるからお金を貸してくれ」といわれて、びっくりした。同僚のインに相談すると、わたしも貸したことがあるとのこと。何でタイの人たちは簡単に人からお金を借りるんだろう、と呆れている。中国では親兄弟、親戚か、または信用の出来る友人にしか頼まないとのことだ。子供と言ってもまだ幼稚園なんだからお金なんてかからないし、奥さんの方が給料はいいはずだ、とインは手厳しい。
ツナミで消されるわ、お金を貸してほしいと言われるわで、さて、いったいどうしたものか? 今年もまた波瀾万丈な年になりそう。
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