DVD「ジョン&メリー」

先日、友人に会ったら懐かしいファッションをしていた。
濃い若草色の丸襟のコートに、短く揃えてカットした前髪とサイドをふんわりふくらませたパーマがよく似合う。‘70年代にタイムトリップしたような、でもなにかしらフレッシュな感じ。
「ジョン&メリー」も、今見ると当時のファッションとニューヨーク、マンハッタンのライフスタイルがおもしろい。
黒のダイヤル式電話と電話ボックス、そしてレコード。もう、昭和の資料館でしか見られないかもしれない。
映画は当時人気のダスティン・ホフマンミア・ファローの一夜限りの恋物語で、二人が朝ベッドで目覚めるシーンから始まり、夜ベッドに潜るシーンで終わる。流れるタイトルとともに、二つの枕の角が触れ合うシーンと朝の光にイヤリングが浮かぶシーンはなんとも新鮮だ。これから始まる恋のかけひきを連想させる。
そして、ダスティン・ホフマンミア・ファローの若さ!40年前の映画だから当たり前だけれど、『映画って、いいね、いいね』と言っていた淀川長治まで思い出し、懐かしかった。


訂正とおわび:復興イベントの会場の住所が間違っていました。中央区南3条西6丁目「ウッドストック」です。
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