授業参観その2

また、福井野小学校一年一組の授業参観に行った。
思い出すと涙がでるくらい元気で逞しい一年生が恋しくなったのだ。
教室に入るやいなや「マキせんせ〜、おてがみよんでくれた?」とふうちゃんに聞かれた。「よんだよ〜!ありがとう」と小さな友だちに答える。ふうちゃんは嬉しくてたまらないと言う風ににこにこしている。そして、あっというまに小さな天使たちに取り囲まれて、2本の腕じゃとてもたりず、タコのように8本の腕がほしかった一日だった。

イズミ先生が前回の授業参観の綴り方をコピーしてプレゼントしてくれた。
1、『いずみ先生あのね。まき先生がきてからすごく一年一くみがおもしろそうだったよ。またこんどもまき先生がきてくれたらなとおもうよ。一日だけしかいないのもさみしいよ。すごくこの一日がおもしろかったよ。』——クラスの雰囲気がわかるでしょう?
2、『いずみ先生あのね。まき先生とおはなししたよ。日本ごがすごく上手でびっくりしたよ』——うふふふふ、タイ人だと思ってるね。
3、『まき先生は、中学校の先生っていっていたよ。まき先生は、日本人なのにタイの中学校の先生をしているからびっくりしたよ。またきてほしいよ』
——日本語の先生だよ、って言ったんだけどね。
4、『まき先生がタイしかたべれないおかしをかってきてくれて、すごくうれしかったよ。たべてみたらさいしょは、あめかっておもったけど、たべてみたら、ちょっとろうそくのあじがしたよ。でも、おいしかったよ』——おかしは不評でしたね。
5、『いずみ先生あのね。きょうは、まき先生がきてくれてくれしかったよ。いずみ先生ぐらいやさしかったよ。あと、ひる休みも一しょにケイドロをしてたのしかったよ。さいごにタイのおかしをくれたよ。あじはけむりみたいなあじだったよ。タイのおこめでつくっててタイのおこめはこんなんだってびっくりしたよ。』——この表現はこどもならではですねぇ。
5、『きょうはまき先生がきてくれてりこは、きょうは、とってもいいひだとおもったよ』——う〜ん、わたしにとっても最高の一日でした!

そしてみんなから:
まき先生へ。だいすき!!!
またきてね。こんどタイごをおしえてね。ちがうおか子をもってきてね。
一年一くみのみんなより。
——前回のタイのお菓子が不評だったのでクッキーを焼いて行きました。
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