〜♬ハッピィバレンタイン&クレィジー・トリップ!

ホテルに到着と言われて、降りてびっくり!
バスはみすぼらしい合宿所の前に止まった。中に入ってまたびっくり!広いスペースにマットと枕があるのみ。インは目が点になり「こんなところで寝た事がない」と泣きそうだ。アデルとクパーは「授業をしていたほうがましかも」と目を曇らせた。
リゾートビーチ・トリップは、往復バス2泊、合宿所1泊の修学旅行だった。午後6時出発が2時間半遅れになり、出発するやいなや恒例の大音響のカラオケが始まった。もう、これだけで参加したことを後悔した。途中2回のトイレタイムと朝食タイムがあり、9時頃にバンコクから南下したところにあるサンクチァリーに立ち寄ってパネルだけの施設見学をした。そのあとでベチャブリービーチのトイレ臭い合宿所に着いたのだ。
まあ来ちゃったんだから、とカラオケでがんがんする頭を潮風で癒そうとビーチへ出た。海は海なんだけど、狭く汚い。湾になっているからかな。対岸が有名なパタヤビーチだ。砂も泥のように固くリゾートにはほど遠いイメージだ。海岸にホテルが数件あり、泥の砂浜にはパラソルが立ち並び、その下で中年の欧米人がボンレスハムのように寝そべっている。ふ〜ん、一応リゾート地なんだ。
諦めて腹ごしらえでもしょう、とパラソルの下に座りメニューを開いた。
一番安いハンバーガーが200Bもする。こんなところに学生を連れて来ていいんだろうか。今日の朝食と昼食は個人負担だ。それを尻目に、隣のテーブルでは教師たちが沢山料理を頼んで宴会を始めた。う〜ん、よくわかんない旅行だ。
明日へ続く
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