あけましておめでとうございます!

さわで〜い、ぴいまい!(新年おめでとう)
新年はチエンマイからコーンケーンに向うバスの中で迎えた。携帯電話が鳴って、「マキ、はっぴい、にゅういゃー!」という。ねぼけて「ふぅ〜あ〜ゆぅ?」と聞いたらジェイだった。バンコクで妹と一緒に新年を迎えているとのこと。いいなあ、家族と一諸ね。「おめでとう!」
チエンマイでお寺巡りをし、少数民族の首長族やカレン族、アカ族の村を尋ねた。
着いた日の朝、旧市内で800Bの観光ツアーを見つけて申し込んだ。欧米人の中にに私とスリランカ人のご夫婦が一緒だった。
首長族はミャンマーからきた人々で、タイ人が観光のために連れて来てチエンマイの郊外にコミュニティを作ったらしい。彼らは国籍がなくどこへも出られないとのことだ。子供たちは近くの学校に通っているのだそう。首環は真鍮で出来ていて、5キロほどある。環を重ねていき、死ぬまで外さないのだそう。首が長くなるのじゃなく、真鍮の重さで肩が落ちていくのだそうだ。なるほど。
しかし、自由を拘束されるだろう。おみやげものの機織をしたり、木彫や布のクラフトを作って給料をもらって暮らしているのだそうで、美しい娘さんがにこやかに写真に収まってくれた。
カレン族やアカ族の村は山のふもとにあり、自給自足の暮らしをしている。高床式の木造の家にはテレビのアンテナがあり、車やバイクもある。いずれも観光客の見学料が収入の一部になっているとのことだ。ここの人たちはみんなクリスチャンで村に教会がある。そして、村には賭博場がある。男たちは昼間からカードゲームをしていた。女たちは農作業や家畜の世話の合間におみやげものを作っている。物売りの子供たちが「はろー、10B」と付いて回る。「ジャスト、スリーワード」と欧米人が言った。見かねたスリランカ人のご主人が貝殻のついたリストバンドを買ってあげていた。
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