スピーチコンテストその後

日本語スピーチコンテストは中学生の部でトーンが優勝したが、高校生のカイワンは2位だった。
ゴティ先生が言うには、「強い学校の先生が『私の生徒に点数を入れてください』と言いましたよぉ〜。だから点数あげました」そうな。
(なんじゃい、権力に負けてどうすんの? 練習したカイワンがかわいそうじゃん。)
「それって、タイのカスタム?」と聞いたら、返事がなかった。
中国語コンテストのほうは、中、高校ともインの生徒が優勝した。あんなに練習していたのだから当たりまえだ。
けれど、インの友人、タンタンの学校の生徒が入賞しなかった。タンタンはインが点数を入れなかったと言って、すごく怒ったそうな。インは「突っかかってばかりいるので、点数は入れなかった」と言った。他の先生も同じく入れなかったそうだ。タンタンは「友達なのに、どうして?」と怒ってしまい、そのまま帰ってしまったそう。
悔しそうなインに「インはジャージ(審査員)だから、それでいいんだよ。あとでタンタンは、インが正しいって気がつくよ」と慰めた。
タイ人は上手く丸めるし、中国人は下手でも自分の生徒をかばう。なんだか、国民性が表れているような? と思ったコンテスト結果でした。
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