アラスカのジョン

アラスカのジョンから写真が届いた。
夏の終わりに、友人とあちこちクライミングに出かけていたそうだ。今年は新しい壁にチャレンジして成功を収めたそう。おめでとう、ジョン!
2年前の夏、2ヶ月間をアラスカで過ごした。
ジョンに会うのは二度目で、8年振りの訪問だった。ガンの治療をしているということだったが元気そうで、わたしが帰るころにはメキシコにクライミングに出かけた。パートナーとふたりだけでクライミング旅に出かけることも多いという。その時はシャーロンがビレー(確保)していた。
彼ら夫婦はアーチストでもあり、夏の間は観光客にギャラリーを解放し、豪華客船の客が団体で訪れる。
冬に作品をつくり貯めているのだそう。アラスカの長く暗い冬は作品を作るのには良いのだと言う。
日が短くなるこの季節は、ジョンは夕食後にビデオを見たり、シャーロンはご近所さんたちと集まってキルトを作ったり、編み物をしていることだろう。こどもたちのいる家庭は、いつものようにみんなでピクチャーゲームを楽しんでいるだろうと思う。
それぞれの国の、それぞれの時間。なんだか、自分の子供時代に戻ったようななつかしい時間だった。暑いタイで遠くに住む友人に思いを馳せている。今夜もテキーラマルガリータを作っているかもしれないと、ふぃに、こころはアラスカに飛ぶ。
7summit HP: http://web.me.com/dreamispower/index/Welcome.html

Photo by John