in シェムリアップ

20キロのザックを背負ってバンコクのカオサン道リから陸路バスでカンボジアシェムリアップに無事到着。
ザックの中身は寿司の材料とお米、お好み焼きの粉、日本酒に醤油、書道道具、そして振り袖が二枚だ。そのうちの一枚は、なんと300万円もする総絞りの美しいもので、京都の呉服屋の大将がプレゼントしてくれた。死ぬ程重かったが、生徒の喜ぶ顔が見たいとがんばった。生徒に着せてお茶会を計画している。まったく舌切り雀の欲張りばあさんのような気分だったよ。
それにカンボジアはまだまだ暑い。札幌ではセーターを着ていたし、バンコクの空港の寒さ対策にダウンを着て仮眠していた身には辛い。ホテルに着いて、ビールを飲んだとたんにダウンしてしまった。
カンボジアはタイよりもずっと貧しい発展途上国である。国境には浮浪児がたむろし、幼い男の子が二人で猿のようにお互いの髪の毛のシラミとりをしていた。生活水で汚れた川やあちこち掘り起こしている路上。物乞いの人々のバックにはお寺のような立派なホテルが立ち並ぶ。混沌としているさまはネパールともちょっと違う。なんだろう。
明日から3泊4日の観光だ。バックバッカー旅の仲間が出来て楽しくなりそう。

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