世界のてっぺんに立った!

本のタイトルが<世界のてっぺんに立った!>に決まった。
わたしが考えた<豚もおだてりゃ山に登る>は自虐的だと却下された。いいと思うんだけどなあ。


 昨日、三省堂の山本コーナーを覗いて、ここに<豚もおだてりゃ山に登る>のタイトルがあったら目立つだろうな、と思った。本は第一印象が大切だ。なんだ?と手に取ってもらえて、そしてまえがきとあとがきを読んで、あら!おもしろそうじゃん、と思ってくれたらしめたもの。


 そうやって、いつもすてきな本に出合った。
本は自分の世界を広げてくれる。時間が取れない子育て中は旅の本で遊んだ。
本や映像の世界よりもすばらしいものは驚きに満ちた現実の世界だ。自然の息吹や風の匂いを身体で感じ、未知の世界に飛び出してゆくこと。


 ちょっと、非日常的な世界に浸ることは、暮らしをリフレッシュさせてくれる。
一日中、校正をしてエベレストのルート図を作っていた。