色彩構成


 色彩のイロハを学ぶことにした。
デッサンから色彩に入り、色を入れるとせっかく描いたデッサンがおかしくなる。色彩の勉強したらいいのかも?と思ったのだ。
 例えば、マチスのような色使い。混色しない単純な色によって生まれるハーモニーは見るものをワクワクさせるような楽しさがある。寒色と暖色がそれぞれを引き立てているからだと思う。


 いつも冗談ばかり言っているデザインの講師が色の3元素について説明してくれた。
面白かったのは、手術台のベッドが緑色なのは血の赤との補色だから、という。脳が必然的にその組み合わせを要求しているということだ。ーーーなるほどねぇ....。


 課題は、暖かい/冷たいを8区画の直線と曲線を用いて、色で表現する。暖かいは直線で、寒いは曲線でと指示され、色を明度で表現すると絵の具を選びやすいという。


 で、そこまではできたのだけど、絵の具(ガッシュ)を塗る段になって困惑。面相筆の使い方が難しくて、紙を貼ったようなシャープな線が出ないのだ。これは技術が入る大変な作業だ。
 「受験生じゃないから、マスキングテープを使ったらいいですよ」と言われて、「なんのなんの、やってやろうじゃん!」と筆と格闘しているところ。