中間試験


 今週は中間試験。
出席していないヤバい生徒が1名いて、その他は試験さえ受けていればなんとかなりそう。それでも心配な生徒がいるので、最後にギフトポイント、「あなたはどうして日本語を勉強していますか」の欄を用意して、みんなに書くようにと言う。2年生なのにひらがなが読めない生徒が数人いるので、チョンプーさんにタイ語で説明してもらう。


 と、まあ、念には念を入れ、あれほど準備万端整えたのに、採点をしていてがっくり!
 ーーー問題の例文さえ読まないんだね。例文をよめば、そのとおりに答えを書いていけるのに、頭を使いたくないんだなぁ......。


 以前、福岡の古墳の発掘現場を見学に行った際、調査員をしていた友人の言葉を思い出した。
学芸員取得のため現場を学んでいる大学生の面倒を見ていて、あまりの気の回らなさに「頭はヘルメットかぶるためにあるんじゃない!」と怒ったそうで、それを思い出して笑ってしまった。


 彼女は仕事の出来ない同僚に「背が高いだけなら、ハシゴがあれば間に合うわ...」といい、わたしも口が悪いが、もっと的を得ていて、大いに笑える。


 ーーーはぁ....タイはフルーツ生り放題だし、シャツ一枚で生きていけるから深刻に考えなくても暮らしていけるものね。国民性って気候に関係あるかもね。