兵庫県立美術館


 友人のマンションは美術館の隣にあり、なんとも羨ましい。
兵庫県立美術館阪神・淡路大震災のあと文化復興のシンボルとして建設され、世界的に有名な建築家、安藤忠雄氏によるもの。


 北に六甲山系、南に瀬戸内海と神戸港の素晴らしいローケーションで、特に美術館の裏手に広い空間が設けられ、人々の憩いの場となっている。
 朝、ウオーキングやジョギングをする人、また釣りをしたり、ときにはイベントもあるそうで、海を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができる。それに、シニアは特別展を含め半額なんですね。ーーーこれが一番嬉しいかも。


 美術館は安藤忠雄氏らしく、あちこちと無駄な空間が設けられ、まるで迷路のよう。
展示だけではなく、建物の中から自然を切り取り、風景を楽しめるような仕組みになっている。
 1週間の間、毎朝ぐるぐると回廊を回りながら、空間を楽しみました。