新緑の季節に

 友人が準備しているマッサージのアトリエに出かけた。
すでに新緑の季節で、初々しい緑が美味しそう.....。


 そんななか、友人の生活用品の買い物をし、リサイクルショップに寄り、掘り出し物はないかと物色した。
 すると、どうでしょう。イギリスの古そうなアンティークの椅子を見つけた。
「いいねえ、これ!」とつい、買いたくなる。
 ーーーいかん、いかん、物を増やさないことにしたではないかと我慢する。


 彼女はお客さま用の生成りのソファを見つけサイズを測るが、アトリエの階段が狭く入らないのでは?と心配している。
お店のスタッフがアドバイスをしてくれて、対角線に測り、「その分だけあれば部屋に入れられます」とのことだ。


 しかし、アトリエに着いて、階段室の幅を測ってみると入らないことがわかり、諦めざるを得ない。
それで、彼女はわたしが気に入った、あのアンティークな猫足椅子を買うことに決めた。
「わあ、それはいいわ〜!ここにあの椅子があったら、最高に素敵!」と自分が購入したように嬉しくなった。
アトリエはフランスの屋根裏部屋みたいに素敵なので、あの椅子はぴったりだと思う。