最悪な4週目が終了!

 
 腰を痛めて2日間はベッドに釘付け。3日目に病院でレントゲン検査を受け骨に異常がないことがわかり、ほっ。次にどうやって授業に出るか考えた。座ることはできるので自習室の机に先生たちに足を運んでもらい、2日間授業を受けることができてやれやれ。

 すると、隣りのテープルの日本人シニア学生から苦情が。声が気になるというのだ。
学校のスタッフは怪我しているのだからそのまま続けて良いと言うので気にしないことにした。すると再度怒りの苦情が、「人に迷惑をかけているのは日本人の恥だ!」と言うのだ。同じテーブルの友人が「迷惑していません」と言ってくれたが怒り治まらない様子。
 

 フィリピンの先生によると彼はここの学校の嫌われ者らしい。陽気なフィリピン教師が10分の休憩時間におしゃべりするとドアを手荒く閉めるのだそう。誰もあたりさわりのないようにしているとか。日本人の若者にも、なんでも上から目線なのが嫌われている。

 まあ、1年間もいる上客なので面倒を起こすのも嫌なので、日本人のスタッフに事情を話してくれるように依頼した。スタッフは「日本人の恥は、彼の方です!」と謝っていた。



 なにはともあれ、腰は順調に回復していてほっとしている。
フィリピンの先生たちやコリアンのクラスメートたちがアドバイスをくれたり手助けをしてくれたり、もちろん日本人の若者たちも、です。
 腰は身体の要で、これが動かないと寝返りがうてず、トイレも行けず、階段なんてエベレストのようにハードルが高く、たいへん貴重な1週間の経験でした。